アレ あります?
明治33年の中央線多治見駅開業を機に、輸送ルートが拡大し、大きく発展した多治見の陶磁器産業。ヤマニ陶器は、陶磁器が隆盛を極めていた昭和初期に開業したお店です。「この品揃えは、お客さんのあれないか、これないかに応えていった結果の集大成」と、店主。織部・志野などの地元産のものを中心に、和洋数千点の商品が所狭しと並べられています。「昔は九州、四国からの集団就職で多治見にやってくる人が多かった。その人たちが家族に送るためによく利用してくれた」進物やお土産としても重宝されていた陶磁器。ヤマニ陶器には、そんな陶磁器産業の歴史が刻まれています。