レアアイテム? いいえ、現役です。
「山宗商店」のはじまりは鍛冶屋。愛知県知多郡で腕のいい職人として活躍していた初代・加藤宗次郎氏が、縁あって多治見にお店を開きました。創業当時は金物と家具を取り扱っており、嫁入り道具を山宗商店で全部揃えたというお客さんもいたといいます。時は移りかわり現在。3代目店主が扱うのは、家庭金物から土木・建築用資材。古くからのお店とあって、木製の勾配定規など時代を感じさせるアイテムもお店に並びます。かつては椅子の張替用にと、太鼓の鋲を買い求めたお客さんも。使い捨ての時代にはない “ホンモノの資材”に出会えるのも、このお店ならではなのです。