“ぱり“ “サク“ “ふわ“ “とろっ“
「街頭で通り全体が明るかったから、夜にもキャッチボールができてね」と、話すのは「魚関」の主人・村手さん。幼少期にながせ商店街の子どもたちと共に過ごした記憶を懐かしげに振り返ります。「ながせ商店街の魅力は人であり、それがお店の個性をつくっていると思う。私の店もそうありたいと思いやってきました」東京での料理修行を経て、多治見へ帰郷。そのとき改めて多治見のうなぎのおいしさに驚いたといいます。以降お店を継ぎ、魚関らしい味・店を追求してきました。「うなぎのおいしい街として、町おこしの一助となればうれしい」と、様々なメディアに出演し、うなぎの街・多治見をPRしている村手さん。かつて自分を育ててくれた商店街に、恩返しができることを願ってやみません。