こんなのもあるよ
昭和19年にできた「サトウ」は、ながせ商店街発展の歴史を知るお店。いちばん活気があったといわれる3丁目で商いをはじめました。「通りに人が多すぎて、横切ることもできんかった。その頃は、多いときは6人くらいでお店をやっとったねぇ」と振り返るのは、2代目のご主人。ピーク時は、多治見と笠原で28件くらいあった宝飾時計店も、いまは8件にまで減少したといいます。「いまは昔からのお客さんのメガネをつくったり、時計の電池交換がほとんどかな」というご主人のもとには、いつも誰かしらやってきてお話をしていきます。人と人のあったかいお付き合い。今の商売にはないアットホームさが「サトウ」らしさです。